Google日本語入力が誤用を指摘するようになりました

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ATOK2012とGoogle日本語入力の使い分けをしている、渡辺(@konnec_kollect)です。

6/22にリリースされたGoogle日本語入力の最新版で、変換時に、誤用を指摘するようになりました。

Google Japanのブログより
Google 日本語入力の安定版をアップデートしました (1.5.1109.x)

「ふいんき→雰囲気」のような、一般に幅広く知られている誤読を「もしかして」の形で提示する機能を追加しました。

「雰囲気」に変換するために、読みを「ふいんき」と入れて、変換した場合は
「<もしかして:ふんいき>」と表示されます。

英単語の読み間違いは指摘してくれる?

網羅的に調べた訳ではありませんが、次のような場合に誤用の指摘をしてくれました。

「しゅみれーしょん」

「こみにゅけーしょん」

慣用表現については対応なし?

Googleからのアナウンスによると、【一般に幅広く知られている誤読】を指摘とのことですが、「一般的に幅広く知られている」って何だろう?

「たいくかん」と入力すると、「<もしかして:たいいく>」と指摘されましたが、

「的を得た(ATOKの場合は「《当を得る/的を射るの誤用》」と指摘)」や、ら抜き言葉の「食べれる(ATOKの場合は「《ら抜き表現》」と指摘)」などは、指摘されませんでした。

個人的には、一般的だと考えている言葉についても指摘しないものが多くあるなというのが実感です。

これがGoogleが出した最初の答え

何人かの方が懸念材料として指摘されていた、「誤った読みの入力で何も指摘せずに変換ができてしまう」点についてのGoogleの最初の回答ということで、少し、弱めの適応なのかなと想像しています。

今後、ユーザーの声を聞きながら、適用範囲なども変えていくのでしょう。

個人的には、きちんとした文章作成にはATOKを使う

上記にも触れたように、今回の変更については、弱めの適用ということで、ビジネスでのドキュメントを作成するときには、個人的には、しっかりと誤用を指摘してくれる、ATOKを使い続けようとは思います。
そういえば、Mac版のATOK 2012が発売されましたね。

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これから、Google日本語入力も更に踏み込んで適用していくようになれば、Google日本語入力をビジネス文書作成時にも使うようになるかもしれません。

今後の動向に注目しています。

【関連エントリー】
日本語の正しさにおけるIMEの役割についての一考察(ATOKとGoogle 日本語入力の違い)

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